ということで二回目の戦国大名です。今回は全国を使うことにします。
皆様に新鮮な気持ちでやって貰うためにも前準備(チット切り)から始めました。他所からは「メンドクサイから他人に労働を課している」という声(誤解)もありましたが。もちろん私は答えてやりましたとも「私の所では皆、労働は喜んでやっているニダ」(言論統制)
さて、順番札は私が一番を引きましたので、「中国を取るからね」と言いつつ地元である美作に置きました。今回は初めてやる人が4人居ました。ですから中国地方は領土が広い割には国力が低く、九州を入れた場合は敵が四方に渡り、初心者には難しい位置になることを知っていましたので、暖かい配慮として自分が率先して置くことにしました。
予想では奥羽、関東、北陸、東海、近畿、中国、九州という棲み分けになるでしょう。四国は近畿を取った人に譲り、私は北九州をとって裕福な国である九州を牽制しなくてはと戦略を立てていたところ。。。
3人目の人が安芸(西中国地方)に置やがりました。
?
確かに中国地方としては美作は東よりです。しかしながらコレは思い入れの問題であり、中国を取ることを宣言しての行為でしたので、説明の余地があるように思えました。このままでは普通でも難しい中国地方を分割してからのスタートになってしまいます。もちろん置いた人には善意で翻意を促すことにします。
「中国地方は貧乏で其処に置くと勝つのは難しいよ?」
「知ってます、信長の野望とかやってますから」
「だったらなんで置くの?」
「探偵さんを勝たせないためです。負けてもいいんです」
あはははー☆
ゲームが始まる前からヘビーな宣言です。ココで戦略の立て直しをしなくてはなりません。私が近畿に伸び、近畿の人を中部に伸びさせ、西中国の彼には北九州と四国を与えて国力をつけさせ国家のバランスを・・・・などと考えている時に島津家(九州)の大内家(西中国)との間の会話が聞こえていました。
大内「探偵さんを倒すのが目的ですから九州には向かいません。同盟を結んでください」
島津「えっ良いの?」
戦略崩壊です。北陸、奥羽の固いお友達同盟が完成し、気勢を上げています。「言ってください。探偵さんの所だったらいつでも攻め込みますから」
大ピンチです。
戦略云々の前に生き残れるかどうかすら怪しくなってまいりました。前回目の敵にしていた、島津(たかゆ)さんですら同情の目を向けてくれています。
嗚呼、他人は日頃の行いというけれど、そんなに悪いことをしてるだろうか?基本的には皆々様の為を思って滅私奉公をしているというのに、なんて理解のない人達でしょう。全部政治が悪い。
そんなこんなで、序盤、中盤が過ぎ後半に突入します。私も西中国の嫌がらせ(隣国不穏カード連発)を経てなんとか生き延びております。
他国の情勢は予想通り、関東不在でしたので仲良く二つに分けた奥羽、東海、それに丸々九州を取った島津の3国が国力1.5倍と言った形で豊です。
とは言っても奥羽には北陸との強い同盟という主従関係が築かれており、戦力と考えると他国を大きく引き離しています。さすがにこれでは1国では対抗しようがありません。
其処に狙い目をつけて、大内(西中国)と和解という名目で外交の場を設けます。その場には承認という立場で島津家(九州)、北条家(近畿)を呼びます。
私はその場で対北陸奥羽同盟を提唱します。両者とも自力ではあの国には対抗しきれないというのを感じていたようなので同盟に加盟してくれました。同盟成立です。
先鋒として私は越前を攻め、島津家が能登を奪取しました。初戦においては当同盟有利だったのですが、計算間違いを犯して北条が戦場に来れないことが判明したのです。これで戦略は崩壊し、戦況がわからなくなりました。
我が身を案ずる北条家は翻身し、当国、西中国へ攻めてきました。そして同時に防備が弱くなっている四国にも派兵をしました。一つには当国を攻めることにより、他国も連動し国が潰れる可能性があります。その隙に都市をかすめ取ってなんとか1位を狙うという戦略を立てたからでしょう。
まぁそれは一つの方法なのですが、前提条件として北条家は敵を作りすぎており、好意的な国は当国のみという戦略状況を忘れていると指摘できるでしょう。この行動により島津は能登を放棄、九州に兵を戻し、四国を奪還し始めます。大内も呼応して四国の奪還に動きました。
能登における圧力の消滅により北陸、奥羽も息を吹き返し移動を始めます。北条家に美濃を取られていた東海軍もここぞとばかりに進軍を始めました。
これにより北条家は寸断され、1位を狙うのは大変困難な位置におかれる事になります。我が軍も失地回復に兵を動かし北条家より無血で領地を割譲を受けます。
ここで当国が狙われなかったかと言うとスイスと同じ理由です。土地に旨みが少なく、前半兵なんか雇わず全力で防衛力構築(築城)を完成していた為です。当国を攻めることはコスト的に終盤に攻めることが無意味な戦略的状況を作り出していた為です。
この後、奥羽が九州まで遠征し、一部侵略し、形勢が決まりました。
●結果(濃い色が完全統治、薄い色は部分統治)
順位
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大名
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石高
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1位
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0木曽家
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327万石
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2位
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0島津
たかゆ家
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228万石
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3位
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0松平家
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216万石
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4位
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0上杉家
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198万石
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5位
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0毛利
探偵。家
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177万石
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6位
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0北条
つるぎ舞家
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174万石
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7位
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0大内家
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141万石
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注意)北条
つるぎ舞家は山城(京都)を所有しているためボーナス点(10点、石高計算では30万石程)が入って入れ替わり点数計算では5位に浮上。
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今回は初心者同盟が固さと関東に人が居なかった事による、地域別国力格差が大きく出たという印象です。ですが一応見せ場も合ったし、生き残れたので満足すべきかもしれません。
ゲーム終了後には北条家、島津家と私の反省会という名の罪のなすりつけ会をしてその日は終わりました。
あの状態で生き残った事こそが大変な成果だと思います。。。いや、勝ちと言っていいくらいです。いや、勝った、圧勝。
参考:たかゆ(既婚)氏から見た戦国大名レビュー
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