ここでは数々の難事件を解決した記録を収めています


事件簿050:中国人、口癖定番「〜アルよ」の謎

 前回の事件簿が「前編」なのに次の更新が「後編」じゃないのはどういうことだ?と言われそうですが。。。いや、言われませんね。いつもの通り無反応でしょうね。いいんです。僕は強い子だから。まぁ支那繋がりって事でさっさと本題に移りましょう。

 ところで皆様は漫画とかで中国人が「〜アル」等と言うのを聞いたことがあると思います。「こんなの言葉遣いする中国人なんていねぇよ、漫画の中だけ」というのが普通の反応だと思います。しかし語源を聞けば必ずしもそう言い切れなくなると思います。

 聞く所によると、この不可思議な言葉遣いは日本語の「ある」「無し」の「アル」なのだそうです。日本語は世界で有数の難しい言語です。接続詞の使い方など常軌を逸していると言っても過言ではありません。
 ですからカタコトで覚えた中国の人が、「何々ある」というところを接続詞を付けずに「何々アル」と続けて言ってしまったことが起源だそうです。それで十分通じるんですから多用されたのでしょう。それを皮肉られたのでは無いかと推測されます。

 たしかに僕も覚えがあります。アメリカに一ヶ月ホームスティをしていたとき一番最初に覚えて、一番多用したのが「I wants」でした。「〜が欲しい」「〜に行きたい」自分の欲求はすべてコレで解決です。相手様の欲求は判らないの我が儘放題です。。。でも、僕はいい子でした。誤解しては駄目です。

 えっと、アメリカは主張の国なのでオールオッケイです

 ということで、異国の言葉はなるべくなら正しく使いましょう。というお話でまとめるべきかもしれませんが、アメリカ人にはものをハッキリ言うべきだという事を強調して終わりにしたいと思います。

















退けば退くほど押してくる国
 


平成14年 10月27日



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