中華歴725年 春

年若い将に大抜擢の命がくだった

「君はこれより2万の兵を率いる将になってもらう」

この年齢で一軍を任されることは異例中の異例

そこまで自分に期待されているのかと心躍

だが、その高揚はすぐに冷め切った

「では今すぐにでも出陣して貰う。
兵の編成に3日?心配いらない率いる兵はここには居ないのだから。
無能にも包囲されている敗軍を糾合して君が率いるのだ」

なんと体よくやっかい払いされただけではないか・・・

しかし、これはチャンスでもあるのだ

道化を演じたか時代の英雄になるかはそれは次回の講釈で

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2月CPUシナリオ「兵無き将の行方」
裏指令や妨害工作、英雄の煌めきを楽しんでいただければ

恐縮恐縮


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