●小国の誇り●
ここは小国と分類される王国
実質はフィルモアの属国と称されても
誇りは独立を勝ち取っていること
晩酌
フィルモアの外交官を歓待する宴
やや気を使いつつ独立の気高さを忘れず
宴も終盤、緊張した侍女が外交官の服に紅茶をこぼす
事件の発端としてはあまりにも些細な出来事
事実、外交官も眉をひそめた程度であった
驚きは後日
「大変な無礼を受けた、明後日、夕刻までに
釈明が無い場合は敵対行動とみなす」
慌てる首脳陣
情報参謀曰く
「フィルモアの大使館の館にはノイエシルチスが3名駐在しました
傭兵団も多数合流したもよう」
この行動の意味を判らぬ者は居なかった、戦慄
確かに微笑を浮かべたままに外交官はこう言ったのだ
「明後日までに自分の前に来い」と
どのようなことをしてもあの外交官の前に出なければいけない
王様は決断した、自国のMHとエースを派遣することを
小国の意地であった
小国は潰れてしまうのか、はたまた意地を見せたかは
プレイヤー次第でゴザイマス、今宵はこれまで