小国の誇り

ここは小国と分類される王国

実質はフィルモアの属国と称されても

誇りは独立を勝ち取っていること

晩酌

フィルモアの外交官を歓待する宴

やや気を使いつつ独立の気高さを忘れず

宴も終盤、緊張した侍女が外交官の服に紅茶をこぼす

事件の発端としてはあまりにも些細な出来事

事実、外交官も眉をひそめた程度であった

驚きは後日

「大変な無礼を受けた、明後日、夕刻までに

釈明が無い場合は敵対行動とみなす」

慌てる首脳陣

情報参謀曰く

「フィルモアの大使館の館にはノイエシルチスが3名駐在しました

傭兵団も多数合流したもよう」

この行動の意味を判らぬ者は居なかった、戦慄

確かに微笑を浮かべたままに外交官はこう言ったのだ

「明後日までに自分の前に来い」と

どのようなことをしてもあの外交官の前に出なければいけない

王様は決断した、自国のMHとエースを派遣することを

小国の意地であった

小国は潰れてしまうのか、はたまた意地を見せたかは

プレイヤー次第でゴザイマス、今宵はこれまで




感想


戻る